第3回ボランティア養成講座
今回のボランティア養成講座は、上智大学総合人間科学部心理学科名誉教授の荻野美佐子先生から、「ボランティアとして発達障害のひとに寄り添うとは」~ 子どもの発達支援活動から ~というテーマでお話を伺いました。
発達障害のひとに寄り添うこととは…?
言葉では簡単ですが、実際に行うのはなかなか難しいことです。
荻野先生は「まず理解することから始めましょう」ということを、優しい口調で、だけど一貫して伝えてくださったように思います。
荻野先生のプレゼンテーション資料に、みなさん真剣にご覧になっていました。
先生のお話の後、実際に発達障害のあるひとの行動とその背景にある特性について皆さんで考えるグループワークを行いました。
皆さん、3回目のグループワークなので、随分と慣れてきたご様子でした。
各グループそれぞれに、ご自分の体験も踏まえながら、ディスカッションが大いに盛り上がっていました。
その後、グループごとにディスカッション内容を発表していただきました。
先生は一つ一つのお話しに丁寧に答えてくださり、受講生の方々の体験が深まったように思います。
この講座が、発達障害という実は身近にあるけどなかなか目に見えにくい障害について、理解するきっかけになったのではないでしょうか。