2020年の年明けとともに世を騒がせた新型コロナウイルス。
最初は中国で起こっていることなのかなー?ぐらいに思っていたら、あっという間に日本にも
影響を及ぼし始めました。
私達施設として最初に受けた影響が、2020年2月に予定していた冬レクの寄席への遠足の中止でした。
鈴本演芸場への予約も済み、お昼を食べるところも決まり、あとは当日行くだけになっていたのですが…。
それ以降、緊急事態宣言が出るたびに通常の創作活動も見合わせなくてはならなくなり、レクリエーションどころではない感じになって、はや2年弱。
「このままではバザーやレクリエーションも忘れてしまいそう。。。」
そんなことをスタッフとメンバーでぼやき始めた2021年の秋、ちょっと感染が落ち着いてきて、まちなかでも感染対策に注意した上での舞台やコンサートなども行われるようになってきました。
先日、思わず敷地内でみかん狩りなどを行えて、
みんなのレクへの渇望も高まっていることを肌で感じていたタイミング…。
“よし、これはチャンスじゃないか!?”
そんな勢いで久々に企画してみました、お散歩レク。
行事とはいえ、あくまで近所のお散歩。普段の運動不足の解消も目的の一つです。
そして、今は通常の活動も人数を制限して各曜日に割り振って行っていますので、
お互いにしばらく会えていない方々もおり、行事であればひさびさに合うこともできます。
第1弾は目白台運動公園と細川庭園を散策することにしました。
参加者はメンバー、ボランティア、スタッフ合わせて10人ほど。
コロナ前の行事ですと総勢20-30人でお出かけしていましたから規模は小さめ。
そして、マスクは当然装着。屋外だけどちゃんとお互いに距離もとって。
いろんな制限がある中でのミニレクでしたが、久々に会えた人もいて、
「おひさしぶりー!」「元気だったー?」
…と学校の夏休みの登校日のようにはしゃいでいる人もちらほら。
タイミングよく、ちょうど細川庭園は紅葉の始まりの時期で、
思いがけずちょっと早めの紅葉散策も楽しむことができました。
そして…1時間しっかり歩いたあとは施設に戻って、解散の前にお昼のお弁当の配布。
今回はこれも近所の関口フランスパンのランチボックスにしました。
みんなで会食はできませんので、各自お家に持って帰って食べていただきましたが、
とても美味しかったと好評でした。
今後もこういう小さなレクレーションを、感染状況・感染対策に注意しながら行っていければなーと
思っております。