講師 竹内弘道氏(目黒区Dカフェ主催)
テーマ 認知症を聴く
ボランティア養成講座の5回目は講師に竹内弘道氏をお迎えして、10月15日(土)に開かれました。
珍しい秋晴れとなった一日、竹内氏の介護体験に始まり、柔軟な発想、Dカフェ立ち上げの経緯、そこで得たもの、守りたいポリシーなどを終始歯切れ良く語っていただき、その率直な語り口は受講生の心に大きく響くものとなりました。
認知症は適切な対応をすれば怖くないものであること、活動は自由な草の根のものであること、当事者、家族、ボランティア、専門家、福祉担当者などが気軽に集まって交流する場が必要なこと、過剰な使命感はかえって邪魔になることもあるなど、新鮮な知見に驚かされました。
下記は、受講生の当日の感想です。
*認知症についてのネガティブな不安感が払拭されました。
*「私は当事者」として参加するというのは、すばらしい。
*Dカフェのコンセプトは自分でできることは自分でやる。気を揉んだり、世話を焼きながらな家族に大事な視点です。
*過激な使命感を持たないことが大事というご意見を新鮮に感じました。
*4つのDのDカフェ。行ってみたい。
Daredemo District(地域) Democracy(民主的) Dementia
ボランティア開発養成室は、来年度の講座の企画に取りかかっています。
この講師の話、このテーマで聞きたいというご希望がある方は、ご連絡の程お願い致します。
第6回ボランティア養成講座は、11月19日(土)13:00~です。