東京カリタスの家50周年記念ミサと茶話会の報告

今年4月、東京カリタスの家はボランティア4名が活動を始めてから50年を迎えることが出来ました。この大きな喜びと感謝を、ご寄附賜った方々、賛助会会員、ボランティア、スーパーバイザー、職員、そして相談者のみなさまと分かち合いたいと、「ミサと茶話会」を9月20日(金)に開催いたしました。

ミサは、カテドラル大聖堂にて岡田武夫理事長(名誉大司教)とクスマノ神父様(イエズス会)、寺西英夫神父様、山本量太郎神父様、天本昭好神父様、小宇佐敬二神父様の共同司式で行われました。100名近くの参加の皆様と、祈りのうちに感謝をお捧げ致しました。

当日の岡田理事長の説教は、これからのボランティア活動を行ううえで大切な「神の愛」について述べられております。どうぞ、参加なさった方も、参加できなかった方もお読み頂けたら幸いです。説教の全文はブログ「東京カリタスの家50周年記念ミサ説教」に掲載されております。

記念ミサ1

記念ミサ2

天本神父による聖書朗読

記念ミサ3

岡田名誉大司教による説教

記念ミサ4

寺西神父、山本神父、岡田名誉大司教、天本神父、クスマノ神父

記念ミサ5

大聖堂での奉納風景

記念ミサ6

共同司式して下さった神父様方の退堂です。

記念ミサ7

ミサに引き続きケルンホールにて「茶話会」が行われ、100名以上の参加者があり、懐かしいお顔を拝見することができました。岡田理事長の挨拶に続き、来賓挨拶としてヨハネ会のシスター佐久間陽子様、乾杯の挨拶としてクスマノ神父様からお言葉を頂戴しました。

その後、子ども相談室の利用者でした神子彩さんが歌を披露してくださいました。

神子彩さんは、劇団に所属し舞台だけではなくテレビや映画でも活躍しています。今日は、「四季の雨」(文部省唱歌)「あしたははれる」の2曲を披露してくださいました。

続いてスライドショーで「カリタスの家の歩み」を見ました。懐かしいお顔や光景に歓声が上がり、これまでの先人のご苦労と喜びを偲ぶことが出来ました。

茶話会9

茶話会では、ボランテイアお手製のケーキ、サロンドあいの飲み物サービス、テーブル花の飾り付けなどカリタスの家らしい手作りのおもてなしに、飛び入り出演で「地上天国建設楽団」のメンバー保福政春さんがハーモニカ演奏で華を添えてくださいました。「地上天国建設楽団」は、以前カリタスパーティでダンスのための演奏をして下さっていたバンドです。

茶話会10

飛び入り出演の「地上天国建設楽団」のみなさん

茶話会は、懐かしい参加者との再会で楽しいお話と笑顔で会場は和やかな雰囲気に包まれました。創設初期の職員で今もボランティアとして活動を続けていらっしゃる古堅真紀子さんも関西から駆けつけてスピーチをしてくださいました。

最後に小宇佐神父様から閉会の挨拶があり、「これからの50年のカリタスの家の歩み」を願い、聖歌「みははマリア」の合唱で閉会となりました。

東京カリタスの家

創業50周年記念事業実行委員会

 

 

 

子どもの家エラン起ち上げとFacebookページ公開のお知らせ

この度、公益財団法人東京カリタスの家は、杉並区南荻窪にある聖母の騎士修道女会旧修道院において、新規事業を起ち上げることとなりましたので、お知らせいたします。

◯これまでの経緯
・平成27年12月
「けがれなき聖母の騎士聖フランシスコ女子修道女会」が所有する杉並区南荻窪の修道院を閉院することとなり、公益財団法人東京カリタスの家に寄付する旨の申し出がありました。

・平成29年1月
当法人において新事業についての検討を重ねてまいりましたが、決定的な結論にいたりませんでした。平成29年1月に杉並区保健福祉部の方と障害児支援の現状について伺ったところ、杉並区では3〜5歳児の中重度の障害のある幼児への支援が不足しており、旧修道院での児童発達支援事業の起ち上げを要請されました。

・平成29年2月
杉並区の要請を受け具体的に検討した結果、平成29年2月24日、当法人理事会にて旧修道院における児童発達支援事業の起ち上げを機関決議することとなりました。

◯児童発達支援事業とは?
杉並区南荻窪で今年の秋に新規開設予定の事業は、未就学の障害のある子ども達を支援する「児童発達支援事業」です。
児童発達支援事業は、1日10人の障害のある子ども達に、その子の発達状況に応じて将来の自立に向けた指導を行うと同時に、保護者の方々へのご相談やサポートを行います。
私たちは、これまで放課後等デイサービス カリタス翼で培ってきた障害児支援の専門性とボランティアさんの熱意(エナジー)を融合させた児童発達支援事業を目指しています。

◯新規事業の名称は?
以下の3点から、新事業の名称を「子どもの家エラン」としました。

・フランス語の「エラン」は「飛翔」を意味しています。障害のある子ども達が自分らしく羽ばたいていって欲しいという願いを込めると共に、既に開設している「放課後等デイサービス カリタス翼」に通じるイメージなので、「エラン」という名称をまず選びました。

・「エラン」は「翼(つばさ)」と同じく3音シラブルで、小さなお子さんでも発音しやすい名称です。「エラン、いく!」と元気にお母さんに伝えるシーンが頭に思い浮かびました。

・そして、障害のある子ども達が通うイメージを喚起させる「児童発達支援事業」という言葉はあえて省き、どんな子どもにも開かれている場になることを願って、「子どもの家エラン」としました。

どうぞ、新事業「子どもの家エラン」をよろしくお願いします。

また、子どもの家エランの最新情報は、Facebookページで公開されています。

ぜひアクセスして「いいね!」を押してください。

7/26 閉館時間変更のお知らせ

本日(7/26) 17時より、カトリックセンター全館で害虫駆除を行う為、館内すべてが17時以降閉鎖となります。

これに伴い、放課後等デイサービスカリタス翼以外は17時に閉所致します。

ご不便をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。

 

公益財団法人東京カリタスの家