子どもの家エラン起ち上げとFacebookページ公開のお知らせ

この度、公益財団法人東京カリタスの家は、杉並区南荻窪にある聖母の騎士修道女会旧修道院において、新規事業を起ち上げることとなりましたので、お知らせいたします。

◯これまでの経緯
・平成27年12月
「けがれなき聖母の騎士聖フランシスコ女子修道女会」が所有する杉並区南荻窪の修道院を閉院することとなり、公益財団法人東京カリタスの家に寄付する旨の申し出がありました。

・平成29年1月
当法人において新事業についての検討を重ねてまいりましたが、決定的な結論にいたりませんでした。平成29年1月に杉並区保健福祉部の方と障害児支援の現状について伺ったところ、杉並区では3〜5歳児の中重度の障害のある幼児への支援が不足しており、旧修道院での児童発達支援事業の起ち上げを要請されました。

・平成29年2月
杉並区の要請を受け具体的に検討した結果、平成29年2月24日、当法人理事会にて旧修道院における児童発達支援事業の起ち上げを機関決議することとなりました。

◯児童発達支援事業とは?
杉並区南荻窪で今年の秋に新規開設予定の事業は、未就学の障害のある子ども達を支援する「児童発達支援事業」です。
児童発達支援事業は、1日10人の障害のある子ども達に、その子の発達状況に応じて将来の自立に向けた指導を行うと同時に、保護者の方々へのご相談やサポートを行います。
私たちは、これまで放課後等デイサービス カリタス翼で培ってきた障害児支援の専門性とボランティアさんの熱意(エナジー)を融合させた児童発達支援事業を目指しています。

◯新規事業の名称は?
以下の3点から、新事業の名称を「子どもの家エラン」としました。

・フランス語の「エラン」は「飛翔」を意味しています。障害のある子ども達が自分らしく羽ばたいていって欲しいという願いを込めると共に、既に開設している「放課後等デイサービス カリタス翼」に通じるイメージなので、「エラン」という名称をまず選びました。

・「エラン」は「翼(つばさ)」と同じく3音シラブルで、小さなお子さんでも発音しやすい名称です。「エラン、いく!」と元気にお母さんに伝えるシーンが頭に思い浮かびました。

・そして、障害のある子ども達が通うイメージを喚起させる「児童発達支援事業」という言葉はあえて省き、どんな子どもにも開かれている場になることを願って、「子どもの家エラン」としました。

どうぞ、新事業「子どもの家エラン」をよろしくお願いします。

また、子どもの家エランの最新情報は、Facebookページで公開されています。

ぜひアクセスして「いいね!」を押してください。